糖質制限関係のメモ

糖質制限メモ(随時更新)

・果糖や果糖ブドウ糖液糖は砂糖よりも身体によくない。

・糖質は薬物よりも依存性が非常に高い。

・糖質をとりすぎると、中性脂肪が増え、血圧も上がりやすくなり、空腹時血糖値も高くなり、善玉のHDLコレステロールは低くなってしまう。

・脳の栄養はブドウ糖だけではなく、ケトン体も使われている。

・糖質は、タンパク質や脂質と並ぶ三大栄養素の一つではあるが、他の二つとは異なり、必須栄養素ではない。

・1日の総エネルギー量のうち、60%を炭水化物で摂るのがバランスがいいとよく言われているが、科学的なエビデンスは何も無い。

・動物性脂肪や飽和脂肪酸と、心血管疾患との関連は認められていない。

・ヒトは高糖質で太り、ラットは高脂質で太る。ラットの実験はそのまま人間には当てはまらない。

・インスリン抵抗性とは、組織や臓器に十分に作用しない状態。

・カロリーを計算すること自体にあまり意味がない。

・脂質だけ取るのは良いが、糖質+脂質をとると、インスリンの作用で脂肪が増えやすくなる。

・アルツハイマー病は3型糖尿病、緑内障は4型糖尿病と言われている。

・LDLコレステロールの全てが悪玉ではなく、小さなsdLDLは酸化しやすく本当の悪玉だが、大きなLDLは善玉である。なので両方合わさったLDLコレステロール値だけで判断するのは間違い。中性脂肪との兼ね合いなどで判断する必要がある。

・コレステロール値が高い方が死亡リスクが低くなる。

・朝食を抜くと太りやすいという科学的な根拠はない。

・インスリン抵抗性は人それぞれ、臓器それぞれで異なる可能性がある。痩せている人は、高血糖やインスリン血症の影響で筋肉や脂肪の合成促進が鈍くて脂肪がつきにくいだけかもしれない。

・MCTオイルはココナッツなどから作られる中鎖脂肪酸(代謝と吸収が早い)100%の油で、肝臓でケトン体を素早く作れる。

・血糖値を下げるホルモンは人にはインスリンの1種類しかないが、上げるホルモンは5種類(コルチゾール、グルカゴン、アドレナリン、成長ホルモン、甲状腺ホルモン)もある。

・GI値による血糖値の上がりやすさは個体差があり測れない。同じ人でも日によって変化する。

・糖質回路ではなく、ケトン体回路がメインのエネルギー源。

・糖尿病性ケトアシドーシスは高血糖と低インスリンが主な原因。

・カロリーの定義自体が怪しい。カロリーは食べ物を装置で燃やして発生した熱量ー同量の食べ物を食べてでた排出物を装置で燃やして発生した熱量という定義。消化吸収率は個人差もあれば調理方法によっても異なるし、排泄物の30%くらいは腸内細菌や腸壁細胞の死骸。また37度くらいの体内では燃焼は起きていない。

・糖質のみが虫歯の原因であり口腔内細菌の餌になる。細菌が血管に入ることでがん、認知症、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、肺炎、関節リウマチ、アテローム性動脈硬化に関与する。

・細菌とその毒素が血管に入り炎症を起こし、そこに修復するためのコレステロールが集まり、活性酸素が酸化させ、異物になったコレステロールをマクロファージが食べ、その死骸がアテローム性プラークとなる。