◉引き算があなたの身体を改善します。
痛みにの原因となっている日常的な習慣があります。
これらの習慣を変えることが実は1番重要なのです。
治してもらうじゃなくて、自分で治すという意識の変革が必要です。
◉レスイズモア"Less is More"
DNMで大切にしている「レスイズモア」という言葉があります。
世界的建築家のローエ氏が提唱していた概念で、「少ない方がより豊かになる」という意味です。
シンプルイズザベストに近い意味合いがあります。
健康もこのレズイズモアで考える必要があります。引き算しましょう。
痛みに関与している、これら三つを減らす必要があります。
①甘い食べ物・飲み物
→血管を傷つけたり、慢性的な炎症を増加させたり、老化させたり、腸内環境を悪化させたりと、精製された甘い加工品はカラダにマイナスの働きしかしません。
例えば、ケーキ、クッキー、お菓子、ポテトチップス、飴、ジュース、チョコレート、プリン、アイス、和菓子、砂糖入りのヨーグルト、ホットケーキ、食パン、菓子パン、アセルファムKや糖質が入っているチューハイや炭酸ジュースなどです。
線維筋痛症という慢性疼痛の方の中には、過敏性腸症候群というお腹の調子が悪い人がいます。そういった方は糖質を無くすだけで痛みが減る可能性があります。
砂糖類はアルコール依存やニコチン依存と同じく、脳の報酬系を刺激して、繰り返し味わいたくなっていまう、非常に依存度の高い食べ物です。
まずは2週間やめて下さい。確実に身体は変化します。
②タバコ・アルコール
→これも依存であり、報酬系です。甘いものと同じく快楽物質が一時的に出るので、一時的な鎮痛は起こりますが、身体にとってはいいことはひとつもありません。
自己判断で辞めてもすぐに吸いたくなってしまうので、ご近所の禁煙外来があるお医者さんに通うことをお勧めします。
アルコールの場合、まずは休肝日を週三日以上作ってください。それができたら2週間完全にやめてみてください。
③カフェイン・コーヒー・お茶類
カフェインは交感神経優位にさせて、神経の血流を減らしてしまいます。これも依存性が高いです。
また、カフェインを飲むとどうしてもチョコレートなどの甘いものを一緒に食べたくなっていますので、完全にやめることが必要です。
ただし、長年カフェイン中毒になっていると離脱症状が起きます。2週間でなくなるので、これも頑張って耐えましょう。
◉まずは2週間やめること
この3つをまずは「2週間」完全にやめてみてください。
お金も時間も増えますし、身体は確実に良くなります。
特に痛みで悩んでいるのであれば、薬だけに頼らず、自分の生活を変えることが必須です。
あなたが悩んでいるのはあなたの身体です。
あなた以外は誰も管理することはできません。
自分の体に愛情を持って接するためにも、これら三つを引き算してください。
あとは全身の炎症を抑えるためにも「有酸素運動」が必要です。
簡単な散歩から毎日の習慣にしてみてください。無理して走る必要はありません。
楽しみながらゆっくり、毎日の習慣として続けることが大切です。
体に良い物は、水、野菜、豆、ナッツ類、オメガ3の油、魚、雑穀、雑穀が多く入ったパンなどです。