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◉肩こりや腰痛の原因になる皮神経とは?
皮神経って何ですか?というご質問をよくいただきます。
皮神経は、皮膚に存在する末梢神経で、全身に分布しています。
外部からの刺激を受け取って脳へ伝えたり、侵害刺激(痛み的な刺激)を伝えたりします。
また、血管の太さを変える自律神経も皮神経の働きの一つであり、皮膚の血流を変化させたりしています。
その皮神経は、姿勢や動きの影響を受けて、皮神経自体が炎症したり浮腫んだりして痛みの原因となったりします。
つまり、全身色々な部位で感じる痛みの原因となりうるとても大切な神経なのです。
◉筋肉や関節ではなく、皮神経が徒手では大切。
今までの徒手療法の説明モデルの多くは、皮膚や皮神経を無視して、深部にある筋膜・筋肉関節などを強い力でリリースする(と思い込んでいる)ことを目的としていました。
その強い力では、痛みで痛みを抑えるDNICという機序が働いて、一時的な鎮痛は得られても、結局もみ返しという名の微小損傷や炎症が起こり、逆に筋肉は硬くなってしまい可動域も減ってしまいます。
最近の専門誌を見ても、最新の研究からも、皮神経が注目され始めています。
◉優しくしないと皮神経に悪影響を及ぼす。
優しい力で皮神経内外の血流を促してあげることで、腰痛や肩こりなど、クリニックで原因不明と言われている慢性痛に対して大きな効果が得られます。
◉全身の皮神経にアプローチするのはDNMだけ。
全身にある皮神経、そして深部の末梢神経へアプローチするという系統だった徒手療法は、DNM以外には世界的に見てもありません。
実際、皮神経は腰痛や肩こり、首コリや頭痛、手足の痺れや膝の痛みの原因になったりしていることが分かってきています。
ぜひ、皮神経にアプローチができるセラピストを選んでみてはいかがでしょうか?
長年お悩みだった、身体の違和感や不快感が変わるかもしれません。