末梢神経に血流ってあるんですか?

血流
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◉末梢神経に血流ってあるんですか?

今日はクライアント様からよく聞かれる末梢神経とその血流についてお話ししていきたいと思います。

◉そもそも末梢神経とは?

末梢神経(まっしょうしんけい)とは、身体の末端(末梢)までいく神経のことです。

この末梢神経は、合計すると72kmもの長さで全身へ伸びていきます。

その間、硬い組織や狭い場所である筋肉、筋膜、骨、硬い線維などを通過しながら皮膚などに向かっていきます。

そういった色々な場所で「負荷」を受けやすいのが末梢神経です。

◉末梢神経にも血流がある?

あまり知られていませんが、この末梢神経は束になっています。そして血管とともに分布しています。

その神経の内部にも血管が有ります。

つまり、末梢神経には血流があり、それが滞ることで「痛みやしびれ」が起こるのです。

また、末梢神経内の血流が滞ると刺激信号が起こり、筋肉がその信号に反応して、硬く緊張してしまい、持続的な肩こりや腰の緊張に繋がります。

だからこそ、末梢神経の流れを良くしてあげることがとても重要です。

◉末梢神経の循環を改善するために動くことが大切。

「身体を動かしましょう」または、「姿勢を整えましょう」とよく聞きますが、それは末梢神経の血流の偏りをなくすために大切なのです。

普段、動かさない神経を動かす。伸び縮みさせることで循環の偏りがなくなります。

しかしその際に大切なのはご自身の感覚です。

痛みや痺れが増えるのに無理してストレッチすると、末梢神経に負担がかかり、逆に痛みが増えてしまいます。

楽な範囲、心地よい範囲と回数をご自身で感じながら、ストレッチや動かすセルフケアを行うことをオススメします。

◉筋肉や筋膜は脳につながっていない。

筋肉や筋膜は脳に直接つながってはいません。

脳につながる「末梢神経」の血流にフォーカスすることでこそ、長年悩んでいた肩こりや腰痛などのお悩みが、解決する可能性が高くなります。

なぜなら痛みは神経系で起こっていることだからです。

まずは、末梢神経の血流を意識してみてはいかがでしょうか?

 

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